読みやすい文字サイズってどれくらい?

看板のオーエスアート プレゼンテーション部デザイン課の小林です。

街中でいろんな看板や標識を目にしますが、
実際どれくらいの文字サイズだと読みやすいのか気になったことありませんか?
今回は、その文字サイズについて調べてみました!

いつも見ているあの文字の大きさは?



まず、会社の前にあるバス停の文字サイズは7cm。
片側一車線の道路を40km/hで走る車からでもギリギリ読めるくらいの大きさです。


車のナンバープレートの文字も同じく7cm。
これだと約10メートルくらい離れていても読めそうです。

よく見えて、しっかり読める文字サイズ



「止まれ」の看板。こちらの文字サイズは約13cmで、
丸ゴシックという読みやすさに優れたフォントが使われています。


会社近くの橋の欄干や


採水口の看板の文字も同じく約13cm。
30メートルくらい離れていても視認できる大きさです。

道路標識、文字サイズの秘密




片側二車線の道路にある標識の文字サイズも調べました。
看板の大きさが4m。、文字サイズはだいたい40cmくらいになります。
実は、道路標識の文字サイズってすべて計算されてます。
国土交通省の資料によると、車線の数や車の速度に応じて看板の文字サイズが決められているんです。

【引用: 国土交通省の資料
https://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/annai/hqa04.htm#:~:text=%E6%A1%88%E5%86%85%E6%A8%99%E8%AD%98%E3%81%AB%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%99%E3%82%8B,%E5%9F%BA%E6%BA%96%E3%81%AB%E5%AE%9A%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E4%B8%80%E8%88%AC%E3%81%AB%E7%94%A8%E3%81%84%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%A1%88%E5%86%85%E6%A8%99%E8%AD%98,%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
こうして、運転中でも標識がしっかり見えるようにルールが細かく設定されているんですね。
普段何気なく見ている道路標識が、
実はしっかり計算されてデザインされていると知ると、
ちょっと感心しちゃいます。

フォントにも違いが!?


さらに面白いのが、フォントにも違いがあるんです。
高速道路では角ゴシック体というフォントが使われています。
これが一番読みやすく、速いスピードで走っている車からでも
文字がしっかり視認できるように工夫されているんですね。


一方、一般道では丸ゴシック体がよく使われています。
こちらは柔らかい印象ながら、しっかりと見やすいデザインになっています。
日常の道路標識にも、こんな細かい違いがあるなんて驚きですよね!

日々、さまざまなことに気を配りながら生活していこうと思います。
もしかすると、厚木周辺で看板の文字サイズを測っている怪しい人物がいたら、
それは私かもしれません。

いや、きっと私です。

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