3日前、会社に戻ると2階の営業フロアのソファーの下から小さな鳴き声が聞こえてきた。
『何だ?』とソファの下を覗くと、足を引きずりながら小さな子猫が震えながら現れた。
どうやら子猫は足を骨折してる様子。
『どうして会社に子猫が?』とスタッフに聞いたら、営業部の藤原君が自宅前で足を引きずっている
子猫を発見して心配で会社に連れてきたそうです。と答えた。
何とも優しいスタッフ(藤原)だ。
やっぱり仕事が出来る男は、こういう部分も兼ね備えている。
しかし、藤原家では既に2匹の犬を飼っている為、飼いたいが、飼えない・・・。
そこで会社で飼い主を探すと連れて来たと言うのだ。
そして、その傷付いた子猫は、その日から我が家の住人となった。
初日はぐったりとして、ここから動かない・・。 きっと足が痛いんだろう。
翌朝、病院へ行き、注射と骨折の診断を受け、シャンプーもして、フワフワになって帰ってきた。
娘の小さなバッグにすっぽり・・・。
うちも犬を1匹飼っている為、最初は妻も飼う事に反対したが、
この顔を見た瞬間、何も言わずに優しく抱っこをしてくれた。。