皆さんは夏といえば何を連想しますか?
夏休みや海、プールなど楽しいイベントを思い浮かべる方もいれば、スイカやアイス、かき氷などの冷たい食べ物をイメージする方もいることと思います。
私はというと、夏祭りや花火大会、縁日など賑やかなお祭りを連想します。
祭りは子どもから大人までが楽しめる夏の風物詩ですよね。
大規模な花火大会でも長く1ヵ月間、小~中規模な夏祭り・縁日では最短1日など短期間となりますが、その分多くの人が集まります。
上手く注目を集めれば、多くの収益が期待できるでしょう。
そこで今回は、夏祭りや花火大会、縁日の屋台の看板について解説いたします。
看板の種類やデザインの事例なども併せてご紹介しますので、お祭りで使う看板の作成を検討されている方はぜひご参考になさってください。
目的や設置場所で異なる!夏祭りや花火大会の看板の種類とは?
お祭りの看板と一言でいっても、使用用途や設置する場所によって看板の種類が異なります。
看板は種類によって構造や製作方法が違いますし、与えるイメージは一つではありません。
ここでは、夏祭りや花火大会の看板の種類を目的や設置場所別にご紹介していきます。
告知や会場案内の看板
道路脇や商店街、会場付近に設置される看板は、告知や当日の会場案内を目的としています。
画像やイラスト、文字などさまざまな情報が入ることから、印刷面にある程度の大きさが求められます。
告知や会場案内で使用される看板は、主に2種類です。
1.パネルサイン
平板状の看板で、壁やフェンスなど場所を選ばずに設置できるメリットを持ちます。
印刷面を広く取ることができ、ポスターのような感覚で縦と横のどちらでも使用可能です。
アルミフレームなどを枠にし、インクジェット出力シートを貼ったアルミ複合版を取り付けて製作するのが一般的です。
材料を最小限にすることで費用を抑えることもできます。
2.スタンド看板(T型看板)
別名「立て看板」とも呼ばれるように、地面に立てた状態で使用する看板です。
移動が容易なため、短期間開催されるお祭りイベントに適しています。
中でもT型看板はすっきりとした見た目が特徴的。離れた場所からの目線が水平になるため、視認性が高いです。大規模な花火大会では、交通規制を知らせる目的でも使用されます。
照明を設けることで、夜間でも看板を目立たせることができます。
屋台や出店のテント
屋台や出店を出すのに必須といえるのが「テント看板」です。
テント看板とは主に塩化ビニール素材を加工した屋根のような看板のことです。
フレームにはスチールやアルミが用いられます。
ヨーロッパの街並みではよく見かけ、日本でもおしゃれなカフェなどで使用されています。
屋台や出店で一般的なのは「片流れテント」と呼ばれる種類のテント看板です。
片流れテントは、テントがやや斜めになっており前面の方が高くなっています。
雨が降った場合に雫が後ろに流れていくため、お客さんや商品に影響を与えずに済みます。
夜間に開催されるお祭りイベントでは、看板に照明を設置することが多いです。
屋台のれんやのぼり旗
夏祭りや縁日に行った時、一番に目に付くのが屋台のれんやのぼり旗です。
各店の特徴が出やすく来場者の目印になることから、お店の「顔」と言っても過言ではありません。
屋台の脇に設置することで、通りがかった人はもちろん、遠くにいるお客さんにも訴求効果が期待できます。
素材にはポリエステルや防水性のある合成樹脂(ターポリン)が多く用いられます。
生地にそのままインクジェット出力できるものもあり、フルカラーでも鮮やかな仕上がりになります。
のれん棒やポールには竹やスチールなどの素材が用いられます。
サイズ調整にも融通が利くため、屋台の大きさに合わせて作製することが可能です。
人目を惹くのがカギ!?お祭りイベントの看板デザインのコツを掴もう
夏祭りや花火大会では人の数は多けれど、競合店も多いため、ご自身の店に必ず足を運んでもらえるとも限りません。
お祭りの屋台(出店)を出す予定のある方は、いかに他の店との差別化を図るかを考える必要があります。
ここでは、お祭りイベントの看板におけるデザインのコツをご紹介していきます。
文字は大きくシンプルに
視認性を高めるためにも、文字は大きくシンプルなのが好ましいでしょう。
イベントの看板であれば「〇〇花火大会」「〇〇祭り」などのように、イベントの名称のフォントを大きくして目立たせます。
屋台のテント看板やのぼり旗などであれば、「たこ焼き」「かき氷」「金魚すくい」のように、何を販売している店なのかを明記します。
PRしたいものがたくさんある場合は、メインの看板とは別にもう一つ看板を設置するなどの工夫が必要です。
(例:テント看板や屋台のれんには商品名を大きく表示し、その脇に設置した立て看板にPRポイントや価格などを入れる)
写真やイラストを入れる
夏祭りや花火大会では、盆踊りの様子や提灯、花火などの写真やイラストを入れると良いです。
風鈴やヒマワリ、団扇など夏をイメージさせるモチーフを入れてもいいですが、情報が多すぎるとかえって伝わりにくいことに注意しましょう。
屋台の看板においては、開店が「その日限り」ということを考慮する必要があります。
看板を見たお客さんがお店の特徴を瞬時に理解できるようなデザインが望ましいです。
ビールを販売するお店ならビールの画像を、ヨーヨー釣りのお店ならヨーヨーの画像を入れるなどすると、お客さんの購買意欲を掻き立てることができます。
目立つ配色を心がける
「楽しい」や「賑やか」という言葉がふさわしいお祭りイベントでは、赤や黄色などのエネルギーを持った色が好まれます。
目立つ配色を心がけたいところですが、単に派手な色を使えば良いというわけでありません。
同系色を組み合わせると文字や画像が見づらくなってしまいます。
例えば、赤い背景色に黄色い文字では、少々キツイ印象を受けますし、視認性も低いです。
そんな時は、①黄色い文字に黒い縁取りをする②文字を白や黒に変える…といった方法で配色バランスを整えるようにしましょう。
使う色が多すぎるとごちゃごちゃしてしまうため、2~3色を基本としてください。
どうしてもカラフルにしたい場合は、プロのデザイナーに依頼するのがおすすめですよ!
全国で開催されているお祭り!SNSで反響の多い看板を参考にしよう
毎年、全国で多くの夏祭りや花火大会、縁日などが開催されています。
人目を惹く看板やユニークな看板は話題になりやすく、SNSでの反響も大きいです。
次年度の出店に良い影響を与える可能性もあるため、看板づくりに手抜きは禁物です!
ここでは、SNSで「これは!」と思った看板をご紹介していきます。
赤に黒い縁取りを付けることで「花火大会」の文字がしっかり目立っています。
毛筆フォントで書かれた「納涼」の文字は、水色で涼しげな印象です。
背景は青色がベースですが、文字の部分のみ白色が使われており非常に見やすいです。
団扇が象られているのもユニークだと思いました♪
看板のサイズを大きめにすることで、左面と右面の使い分けを成功させています。
左面には花火大会のキャッチフレーズや画像、右面には案内板が描かれています。
強調したい文字は赤色にし、それ以外の文字は黒で統一する…といったシンプルさは、看板づくりの参考になるでしょう♪
屋台や出店では、テント看板とのれん、横断幕などの組み合わせを多く見かけました。
のれんや横断幕をお客さんの目線に設置することで、視界に入りやすくなっていますね!
照明が点いているため、看板が見やすくなるだけでなく、温かみや賑わいが表現されています。夜祭にライトアップは欠かせないなと思いました♪
夏祭りや花火大会の看板はどこに頼めばいい?看板専門店のメリットとは?
夏祭り・花火大会・縁日の看板やのぼり旗などは、看板専門店に作製してもらうのがおすすめです。看板専門店に看板製作を依頼することにはさまざまなメリットがあります。
職人による丁寧な製作
看板を手づくりすることもできますが、材料やデザインによってはチープに見えてしまうことがあります。
特にテント看板は屋台における「建物」と呼べる重要なものです。
組立てや固定をしっかりと行わないと、落下や倒壊などに繋がり、人が怪我をする可能性があります。
事故を防ぐためにも、テント看板などの大きな看板は専門業者に任せるのが望ましいでしょう。
弊社オーエスアートでは、自社工場にて専門職人が看板の製作にあたります。
通常、製作期間に10~14日程度要しますが、完成後は多くのお客様からお喜びの声をいただいております。
デザインから施工(設置)までお任せ!
看板を自作するとなると、配色や文字入れ、画像の選定などデザインで悩まれる方もいらっしゃると思います。
弊社オーエスアートでは、お客様のご希望をお伺いした後、現地調査を行います。
それらの情報を基に、専属看板デザイナーが看板デザインの校正を行います。
しかも、デザインとお見積りのご提案までの工程は完全無料です。
この時点で万が一キャンセルとなっても費用はいただいておりません。
看板の完成後は職人が現地で施工させていただきます。
デザインから施工(設置)までお任せいただけるのは、お客様にとってメリットが多いのではないでしょうか。
「次のお祭りでも同じ看板を使いたい」という場合は、リニューアルを承ることが可能です。
看板本体のみの購入も可能
弊社オーエスアートが運営する看板通販サイト「ウェブカン」では、看板本体のみの販売も行っております。
例えば、画像のような垂れ幕・横断幕は、フェンスやポールなどにくくりつけて使用できる汎用性の高い看板です。
600㎜×1500㎜以内の小さなサイズの場合、商品本体9,039円~とお求めやすい価格でご提供させていただきます。
購入プランは「データ入稿」「デザイン依頼」の2種類から選べるため、デザインが決まっているお客様もご購入いただけます。
ウェブカンでデザイン依頼をしていただく場合は、一律3万円(税抜)です。
看板の製作費をなるべく抑えたいという方は、ぜひウェブカンもご利用くださいませ。
まとめ
子どもの頃に家族で出かけた縁日の思い出…。学生時代に友人たちと騒いだ夏祭り…。大人になってから子供を連れて観に行った花火大会…。人それぞれお祭りに寄せる想いがあると思います。
出店する側になった時に大切なことは、ご自身が参加者側だった時の「楽しい」「わくわくする」気持ちを忘れないことです。
お祭りというと夏に開催されるイメージが強いですが、実際は季節を問わず開催されています。
「イベントごとに向けて看板が必要だ」という皆さんは、弊社オーエスアートにお気軽にお問い合わせください。