大企業が集中する東京でおすすめの看板デザインや施工事例をご紹介します!

東京一極集中という言葉があるように、東京都は日本の政治・経済・文化などあらゆるものの中心になっています。

日本一の人口もさることながら、大企業の多くが東京都内に本社を置いており、首都圏を歩けば高層ビルやオフィスビルが所狭しと建ち並んでいます。

事業所が自社ビルであろうとテナントであろうと、ほとんどの企業が会社の看板を掲げているのは必要性が高いからです。

企業にとって、看板はただの工作物ではなく、会社の顔。もっと言えば、会社の一員といっても過言ではないでしょう。

看板のデザインは会社のイメージに繋がるため、「この企業と取引したい」と思わせるような内容にしなければなりません。

今回は、企業が看板を設置するメリットや必要な看板の種類、東京の企業におすすめの看板デザインや施工事例をご紹介します。

企業が看板を設置するメリットとは?

東京の企業にとって看板は非常に重要なものです。まずは、企業が看板を設置する2つのメリットをご説明します。

会社やブランドのイメージアップに繋がる

どんなに優秀な社員が揃っていても、どんなに素晴らしいサービスを提供していても、取引相手や顧客に伝わらなければ意味がありません。

例えば、ビルや事務所の出入り口の看板が色褪せてボロボロになっていたらどうでしょうか。訪れる人の印象が悪くなり、会社やブランドの価値が下がってしまいます。

しかし、新しくてピカピカの看板が設置してあれば、清潔感や信頼感を与えることができ、イメージアップに繋がります。

また、看板は来訪者の目印にもなるため、会社の所在地がひと目で分かるようにしておくとより良い印象を与えられます。

看板は会社の「顔」として、来訪者を一番に出迎えるものです。看板の印象は企業のイメージに直結しますから、定期的に入れ替え、常に綺麗にしておきたいですね♪

低コストで長期間の宣伝効果が期待できる

多くの人が通行する場所に看板を立てれば、新規顧客獲得にもつながります。ある程度ターゲットが絞られるネット広告と違い、看板は不特定多数の人に宣伝効果を発揮できるのが大きなメリットでしょう。

影響力のある宣伝ツールといえばテレビCMですが、関東エリアでは1本あたり約100万円~と非常にコストが高く、敷居が高いといえます。それに対して、看板は1枚数万円~と低コストで、一旦設置すれば撤去するまで宣伝効果が継続します。

しかも、365日24時間PRすることが可能なため、費用対効果が期待できます。

看板の「素材」で企業のイメージはどのように変わる?

看板に用いられる素材にはさまざまな種類があり、どの素材を使うかによって与えるイメージが異なります。

テーマや設置場所によって適正がありますが、素材の選び方でイメージを自由自在に変えられる点は看板ならではのメリットです。

ここでは、企業の看板に使用される代表的な素材をご紹介します。

アルミ複合板

樹脂をアルミ板で挟んだ素材で、軽量で加工しやすく、耐久性に優れているのが特徴的です。

インクジェット出力シートを貼り付けることで、カラフルなデザインにも落ち着いたデザインにも対応できます。

錆びに強いため、屋外看板でもっとも多く用いられています。

アクリル板

アクリル看板に使われるアクリル板の写真。

アクリル樹脂を加工してできた透明感のある素材です。ガラスよりも軽量で耐衝撃性に優れており、その強度はガラスの10~16倍といわれています。重たい印象にならず、おしゃれで爽やかな雰囲気を演出できます。

透明だけでなく、白や黒のアクリル板で製作することも可能です。

ステンレス鋼板

看板に使用されるステンレス鋼板の写真

鉄やクロム、ニッケルなどを混ぜ合わせた合金素材です。錆びにくく耐久性が高い(寿命は約10年)ため、長く使用できます。独特な光沢があるため、看板に使用することで重厚感や高級感が生まれます。

スチール板

強度が高い看板にもよく使われるスチール板が使われた容器の写真

鉄に炭素を加えた合金素材です。アルミやアクリルよりも強度が高くて丈夫です。

ステンレスよりも価格が安い分、耐久性や耐錆性は劣りますが、表面をコーディングすることで錆びを防ぐことができます。塗装やメッキ加工を施すことで質感を変えることができ、洗練されたイメージや軽やかなイメージを与えることができます。

木材

落ち着いた雰囲気を表現できる木材の写真。看板にも使用されやすい。

樹木の幹の部分を加工して作られた素材です。他の素材に比べて安価ですが、強度や耐水性がないため、屋内看板に適しています。木材の看板は温かみやぬくもりを彷彿とさせるため、親近感を重視する企業に向いています。

看板の「文字」を決める時に重視したい3つのポイント

看板に用いる文字は誰でも分かりやすいことが前提です。看板に表示する文字を決める時は、次の3つのポイントを重視しましょう。

ポイント1.見やすいフォントにする

パッと見た瞬間に理解できること、遠くからでも視認できることを踏まえ、看板のフォントは「ゴシック体」を基本とします。ゴシック体は線の太さが均等なため、力強い印象です。

経年劣化で看板の表面が汚れ、文字が掠れたり滲んだりした場合も見やすい特徴があります。

横線が細く縦線が太い書体の「明朝体」が用いられることもありますが、繊細な印象になりやすく、屋外看板には向きません。また、はねやとめ、はらいなどの飾りがついている分加工に手間がかかります。

ポイント2.見やすい大きさにする

看板を設置する場所や目的によっても変わりますが、ターゲットが歩行しながら判読できるサイズにしておきましょう。適切な文字の大きさは、文字の種類によって異なるため、以下の表を参考にしてください。

ターゲットの視距離文字の種類
和文英文ロゴやピクトグラム
40m160mm120mm480mm
30m120mm90mm360mm
20m80mm60mm240mm
10m40mm30mm120mm
5m20mm15mm60mm

ターゲットが遠くにいることを前提とする場合は20m以上の、至近距離から見ることを前提とする場合は5m以下の視距離でサイズを決めるのが一般的です。

文字の大きさを計測する時は、漢字の「木」やアルファベットの「E」が基準となります。

ポイント3.色の組み合わせに注意する

目に留まりやすい色を選ぶことも大切ですが、それ以上に重要なのが「色の組み合わせ」です。2色以上の色を組み合わせる場合、相性の良し悪しを考慮して選択する必要があります。

判別しやすい組み合わせの一例として、黒と白・水色と赤・赤と青が挙げられます。

暖色と寒色、淡い色と濃い色…のように、明度差が大きい組み合わせをおすすめします。

判別しにくい組み合わせの一例として、黒と青、赤と黒、黄と白、オレンジと黄、青と水色、ピンクと水色、青と紫、赤と緑、赤と茶、黄と黄緑が挙げられます。ただし、色の明度を変えることで見やすくなる場合もあるため一概には言えません。

バリアフリー化が進む現代では、どんな人でも判別できる配色を意識したいものです。

特に、文字情報に関しては、色覚異常のある方や視力が低下した人でも見やすい色を選びたいところ。

文字の色は白や黒が好ましいですが、見分けにくい色の間に白の境界線を入れて視認性を高める方法もあります。どうしても使用したい色がある場合は、看板業者に相談してみましょう。

出典:公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン

鳥取市公共サインガイドラインについて

企業に必要な看板の種類と東京でおすすめの看板デザイン

看板と一言でいっても、その種類はさまざまです。ここでは、東京で会社を経営するのに必要な看板を5種類ご紹介します。

プレート看板(会社銘板)

メタリックが特徴的なプレート看板の写真。

社名や事務所名を記載したものがプレート看板(会社銘板)です。

住居でいうところの表札にあたるため、オフィスを構えるのに必須と言っても過言ではありません。

事務所の玄関ドアに取り付けるのであれば小さめでも問題ないでしょう。自社ビルや工場の外壁に設置する場合、ある程度文字の大きさが必要なため、中型~大型の看板がベターです。

プレート看板の素材として、ステンレスやアクリルが多く用いられています。最近では、木目調デザインのアルミ複合板とアクリルを組み合わせた看板も人気です。

企業のイメージや建物の色合い、周辺の景観とのミスマッチは避けたいところ。

客観的にみると、シンプルなデザインの方が、社名が分かりやすく好感が持てます。

ビル案内板(テナントサイン)

ビルのエントランスの写真。エレベーター前にある案内板もシックかつ落ち着いたイメージ。

テナントビルや自社ビルの出入口付近の外壁、エントランス、エレベーターホールに設置される看板です。

「1階〇〇株式会社」「2階××事務所」のように、階数と社名(事務所名)が表示されます。

1階部分に設置するビル全体の案内図や、フロアごとに設置するフロアマップなどもビル案内板に含まれます。

主に、アルミやステンレスなど光沢のある素材が使用されます。明るさや開放感を表現したい場合は、ステンレス板に化粧ビスでアクリル板を取り付けたタイプのビル案内板がおすすめです。

ビル案内板がないことのデメリットは大きく、下手をすれば「不親切な会社だな」という印象を植え付けてしまうことでしょう。

取引先や顧客はもちろん、郵便や荷物を配達する人のことも考えて看板を設置したいですね!

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【ウェブカン】のタワーサインはこちらでお求めいただけます。

ビル案内板を独立させたい時は、T字型のタワーサインを活用してください。

プレート型よりも存在感があるため、来訪者にすぐ見つけてもらえます。初めて会社を訪れる人の不安を取り除くことで、企業のイメージアップに繋げましょう。

壁面看板(立体文字)

広いオフィスエントランスの写真。Infomationという立体文字の壁面看板が特徴的。

壁面看板の中でも、東京の企業で人気なのがカルプ文字やチャンネル文字などの立体文字です。立体文字とは、各素材を箱状に加工した看板のことで、主に会社名やロゴマークの表示に使用されます。

立体文字は、厚みによって「箱文字」と「切文字」の2種類に分けられます。厚みがあってより立体的なのが箱文字、厚みが少なくスリムな印象なのが切文字です。

また、素材が金属のものを「チャンネル文字」、カルプ材のものを「カルプ文字」と呼びます。カルプ材とは、発砲ウレタン樹脂をアルミ複合板やアクリル板などで挟んだ素材で金属よりも安価です。

自社ビルや工場などでは、建物の壁面に直接立体文字を施工することもあります。都心のオフィスでは、エントランスやオフィスの出入口付近に設置されていることが多いです。

東京の企業様が設置している看板で圧倒的に多いのが立体文字です。文字を浮かせることで強調させることもできますし、LEDライトの併設で夜間も目立たせることができます。

東京は眠らない街とも呼ばれているため、看板のデザイン次第では24時間宣伝効果を発揮してくれることでしょう!

東京の企業におすすめの看板デザインを実際の施工事例でご紹介!

弊社・オーエスアートは、関東エリアを中心に看板製作を行っている看板専門店です。これまで、東京をはじめ、神奈川、埼玉、千葉の企業様の看板を多数制作してまいりました。

ここでは、実際にオーエスアートが施工させていただいた企業様の看板の施工事例をご紹介いたします!

株式会社セーフアンドガードサービス様(東京都中野区)

一見、スタンダードなファザード看板ですが、立体文字を導入することで背景と文字にメリハリを持たせています。シンプルなデザインですので、閑静な住宅街で浮いてしまうこともありません。背景色には、「安心」を連想させる緑色を選びました。

エーエス自動車株式会社様(東京都墨田区)

屋外でも耐久性が高いアルミ複合板を用いて壁面看板を施工しました。ステンレスのチャンネル文字を使用したので、どの角度でも立体的に見えるようになっています。

ガラス窓には、目隠しも兼ねてウインドウサインを施しました。企業様の事業内容やアピールポイントを簡潔に表示し、通行人の方への訴求効果を高めています。

鳴島工業株式会社様(東京都大田区)

周囲の景観に溶け込み、且つおしゃれなデザインを意識して製作しました。

企業様の事業内容と理念(加工技術へのこだわりとお客様への真心と誠実さ)のイメージに沿い、ステンレス素材とライトブルーを基調にしています。入口に事務所の案内板があるため、初めて訪れる方も安心です。

株式会社小林電機商会(東京都江戸川区)

施工前は小さなプレート看板のみで殺風景な雰囲気でしたが、壁面看板と野立て看板を設置することで明るい雰囲気に変わりました。イラストを入れるとポップな印象になりますね。

また、大通りに面した立地を生かし、LED照明を取り付けて夜間でも人目に触れるよう工夫しています。周辺に知名度の高い店舗がいくつか建っていますが、引けを取らない存在感のあるデザインに仕上げました。

他にも多数の施工実績がございますので、公式インスタグラムをご覧ください!

まとめ

今回は、東京でおすすめの看板デザインや施工事例をご紹介しました。

企業の看板はデザインだけでなく、大きさや設置する方向、周辺環境との相性も重要です。

デザインにこだわるが故、木を見て森を見ずになってしまいがち。例えば、せっかくおしゃれな看板を設置したのに、近隣に類似する配色の看板があったら、来訪者を混乱させてしまう可能性があります。

かといって、あまりに奇抜な配色では周囲から悪目立ちしてしまう恐れがあるでしょう。なにごとも“バランス”が大切です。

弊社オーエスアートでは、関東圏外にお住まいのお客様にもご利用いただけるよう、看板通販サイト「ウェブカン」を運営しています。

デザインから承りますので、どうぞお気軽にご利用ください。

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