【後編】動物病院(ペットクリニック)ではサブ看板も重要!おしゃれなデザインや施工事例をご紹介

中編では、動物病院(ペットクリニック)の具体的な看板デザインや種類について解説しました。

看板はいつ何時も集客効果を発揮してくれる心強い存在。動物病院に限らず、一般企業や飲食店、アパレルショップ、美容院・エステサロンなど、あらゆる施設に必要です。

外観の印象を大きく左右するのが、前回ご紹介した壁面看板などのメイン看板ですが、その補助的な役割をもつサブ看板も忘れてはいけません。

今回は、動物病院(ペットクリニック)に設置したいサブ看板の種類やおしゃれな看板デザイン、実際の施工事例などをご紹介していきます。

動物病院に必要なサブ看板の種類とは?

メイン看板を引き立てる、あるいは独立した機能を持つのがサブ看板の利点です。

デザイン次第ではメイン看板とともに外観をガラリと変えることができ、飼い主さんに好印象を与えることができます。

ここでは、動物病院に必要なサブ看板の種類と、おしゃれにデザインするポイントをご紹介していきます。

ウインドウサイン

※弊社・オーエスアート施工のウインドウサインです。

ウインドウサインとは、文字通りウインドウ(窓)に施工する看板のことです。ガラス面に施工することから、ガラスマーキングと呼ばれることもあります。

クリニックの名称やロゴマークはもちろん、診療時間や休診日、電話番号などさまざまな情報を掲載するのに用いられます。

患者さんが来院に必要な情報の伝達以外にも、イラストのみでデザインしたり、カラーリングだけを行ったりなど美観を整える目的でも使用でき、用途は幅広いです。

ウインドウサインの種類

ウインドウサインは、施工方法が異なる3種類に分けられます。

看板のタイプ別に施工方法、メリット、デメリットを比較してみましょう。

施工方法メリットデメリット
カッティングシートシートをカッティングして貼り付けるすっきりした見た目で、施設の内部が見えやすい。耐久性がある表現できるものが限られており、目隠し効果が薄い
インクジェットシート大型プリンターで印刷して貼り付ける写真やイラストなど表現の自由度が高く、発色が鮮やかカッティングシートよりも耐久性が低い
すりガラスシート粘着剤や水を使用して貼り付ける採光しながら施設内部の目隠しができるイニシャルコストがかかる、施工に技術が必要

3種類のウインドウサインには、それぞれ向き・不向きがありますから、目的や用途に合わせて選ぶようにしましょう。

  • 文字やロゴマークだけを表示したい時はカッティングシート
  • 写真やイラストを印刷したい時はインクジェットシート
  • 目隠し機能が欲しい時はすりガラスシート

上記のように使い分けをしてください。

ウインドウサインのおしゃれなデザイン

東京や横浜などでは、ウインドウサインを上手く活用したおしゃれな外観の動物病院を多く見かけます。都会ならではの洗練されたデザインにしたいなら、あえて看板の主張を抑えるのがポイントです。

例えば、メイン看板に派手な原色が使われているならウインドウサインは無彩色にする、あるいはメイン看板がシンプルであればウインドウサインはカラフルにするなど、双方のバランスを重視しましょう。あるいは、メイン看板とテーマや色調を合わせると統一感が生まれてセンス良くまとまります。

また、すりガラスシートには目隠し効果がありますが、全面を覆うと圧迫感が出てしまうため、一部分に施工するのが一般的です。

可愛らしいアニマルのイラストが描かれたウインドウサインは、動物好きの飼い主さんなら無意識のうちに目を留めるはず。看板デザインでは、建物の外側からお客さん目線になってみることが大切です。

当店のおすすめ商品!!

インクジェットシート 1000mm×1000mmサイズフリー|デザイン看板通販 -WEBCAN-

弊社が運営する看板通販サイト「ウェブカン」では、動物病院のウインドウ(窓ガラス)に貼り付けられるインクジェットシートを販売しております。文字や画像などが鮮明に印刷できますので、ウインドウサインとしてご使用ください。1000×1000㎜サイズはあくまでも参考ですので、これより小さいサイズ・大きいサイズも作成可能です。

参考価格: 6,930円~(税込)

袖看板

ビルの袖看板の写真

袖看板とは、建物の壁面や柱から突き出るように設置される看板のことです。

東京都心部には雑居ビルやオフィスビルが建ち並ぶエリアが多く、郊外には住宅が密集するエリアが多いです。どのエリアに動物病院を開業するにせよ、「入り組んだ場所にある」「周辺に大きな建物がある」など、通行人にクリニックの存在を認知してもらうのに不都合な立地に悩む方は多いと思います。

袖看板は高所に設置するのが一般的で、遠方からの視認性に優れています。別の道にいる歩行者や道路を走行する車からも発見してもらえる可能性が高いため、言ってしまえば周辺の人すべてにクリニックの宣伝を行うことが可能です。

東京や横浜で人気の動物病院には、デザインや配色がシンプルな看板が設置されています。目立てばどんな色でも良いわけではなく、視認性(瞬間的な見つけやすさ)と可読性(文字の読みやすさ)の2点を考慮した配色が理想的なんですね。

立て看板

※弊社・オーエスアート施工の立て看板です。

スタンド看板とも呼ばれる立て看板は、地面に自立させるタイプの看板です。建物の出入口や店内に設置されるのが一般的で、来院者を誘導する役割を担います。

立て看板は形状によっていくつかの種類に分けられています。

A型看板はラフな印象を与えるため、動物病院の特徴をPRしたりチラシを貼り付けたりするのに使用されます。T型看板は重厚感があるため、動物病院の名称を表示するのに用いられることが多いです。

立て看板の最大のメリットは、デザインを決めて施工さえしてしまえば誰でも簡単に設置できる点でしょう。照明を外付け・内蔵することで、夜間の視認性を高めることも可能です。

黒板タイプの手書き看板なら、獣医さんの人柄も伝わりやすいでしょう。軽量タイプの立て看板なら、移動だって自由にできます。「ちょっと向きを変えたいな」「今日は雨だから院内に置きたい」という希望を叶えてくれる魅力的な看板です。

当店のおすすめ商品!!

黒板Aサイン AKW-149|デザイン看板通販 -WEBCAN-

看板通販サイト「ウェブカン」では、動物病院のご案内に使用できる黒板タイプのA型看板を販売しております。チョークがあれば手書きで文字を描けますし、ラーフルで消すことも可能です。折り畳み式なので簡単に移動や収納ができるのもポイントです。

参考価格:25,752円(税込)

看板専門店が手掛けた動物病院のおしゃれな看板の施工事例をご紹介!

弊社・オーエスアートは東京・神奈川・埼玉・千葉のエリアで看板製作を行う看板専門店です。動物病院(ペットクリニック)の看板デザインや施工実績が豊富ですので、ご希望に応じておしゃれな看板を製作したします。

ここでは、実際にオーエスアートが手掛けた看板の一部をご紹介します。

アルバ―ロ動物病院さま(東京都町田市)

東京都町田市にあるアルバ―ロ動物病院

東京都町田市にあるアルバ―ロ動物病院さまの看板をフルリニューアルさせていただきました。「キュート&ポップ」をテーマにデザインし、シンプルだった外観が動物園のような可愛らしい外観に生まれ変わりました!

十分なインパクトを与えながらも、緑の多い景観、閑静な住宅街という周辺環境にも配慮してデザインしています。「ペットは大切な家族」という病院の方針や院長先生、獣医さんたちの優しい人柄が伝わるような優しい雰囲気に仕上げました。

口コミでも「信頼できる」と評判の病院ですが、可愛い看板もご好評いただいています。

本郷獣医科病院さま(東京都文京区)

東京都文京区にある本郷獣医科病院さまの看板

東京都文京区にある本郷獣医科病院さまの看板をフルリニューアルさせていただきました。

看板を含め外観が寂しげな印象でしたが、リニューアル後はサロンやカフェのようなおしゃれな雰囲気になりました!

今回は「外装+看板プラン」でご依頼いただきましたので、看板のみならず外装をトータルでプロデュースしております。

こちらの立地は、治安が良いことで有名な文京区エリアの中でも、おしゃれで近代的な建物の多さが特徴的。既存のガラスブロックを活かし、外壁や看板を白と青で統一することで、ラグジュアリーで清潔感のある外観に仕上げました。

ムスビ動物病院さま(東京都練馬区)

東京都練馬区にあるムスビ動物病院さまの看板を施工いたしました。白文字の立体文字看板は、病院名称を強調しつつ爽やかな印象にしてくれています。

看板製作の際は、袖看板やウインドウサイン、パネル看板なども一緒に施工しています。メイン看板とサブ看板の併設により、遠方からの視認性が大きく向上しています。

こちらの病院はワンちゃんや猫ちゃんだけでなく、ウサギやチンチラ、爬虫類などのエキゾチックアニマルの診療にも対応。飼い主さんにひと目で理解してもらえるよう、壁面に動物のイラストと「エキゾチック診療」を大きく掲げ、どなたも来院しやすいように工夫しました。実際、エキゾチック診療の病院を探されていた方が、車で走行中に壁面看板を見つけて来院されたようです。

まとめ

獣医師に抱かれる子猫の写真

前・中・後と3編に渡り動物病院の看板デザインを解説してまいりましたが、いかがだったでしょうか。

東京都など人の出入りが多い都市では、引越しを機にかかりつけ医を変更される飼い主さんも多いですが、その反面、新患を獲得する機会にも恵まれます。

しかし、獣医さんの腕がどんなによかろうと、病院の存在を知ってもらえなければ集客にはつながりません。

また、病院の外観は患者さんの信頼にも関わるため、常に清潔にしておきたいものです。

弊社・オーエスアートでは、屋外広告士監修のもと、東京・神奈川・埼玉・千葉のエリアにて、動物病院の看板製作に対応しております。動物病院では外観が新患獲得に大きな影響を与えることもあります。開業やリニューアルの際は、外装を含めたトータルプロデュースを弊社にお任せください。

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