店頭で使用する看板の種類と、その特徴について紹介いたします。
看板の種類
特徴
看板の種類.01壁面看板
主にお店の正面部分につけるこの看板は、ファサード看板とも言われ、いわゆるお店の「顔」となります。
照明の取り付け方としましては、看板外部に照明器具を取り付ける「外照式」と看板内部に蛍光灯やLED照明を仕込む「内照式」、立体文字の背面から照らす「バックライト」等の方法がございます。
ボディーフレームはアクリル・スチール・アルミ・ステンレス仕様など様々です。
また、文字表現方法も多様で看板の板面に印刷したインクジェットシートを貼るスタンダードな加工から板面に立体的な文字を取り付ける方法など、素材や施工方法の組み合わせでお客様のイメージに合った様々な看板の製作が可能です。
看板の種類.02袖看板・突き出し看板
袖看板・突き出し看板とは、建物側面から道路側へ突きだして設置された看板で、遠方・店舗側面などからの視認性を上げるために設置されます。特に2階以上にある店舗では歩行者からの目印となるため、袖看板は認知度・集客力向上に重要な役割を果たす看板です。
看板の種類.03ウインドウサイン
シート加工技術の向上でウインドウ面のデザイン表現の可能性は格段に上がりました。インクジェットシート、カッティングシート、すりガラス調のシートを組み合わせる事でウインドウ面は目隠しだけでなく、デザイン次第では店舗の顔といえるほどの表現力を持つ、抜群の広告スペースとなります。
オーエスアートのデザイン力を活かしたウインドウサインは デザイン性と集客力の両方で大きな効果を発揮します。
看板の種類.04自立サイン(自立看板)
自立サイン(自立看板)とは主に地面に基礎をつくり建てられ、店舗の案内、誘導などに大きな力を発揮する看板です。独立サインや独立看板とも呼ばれます。
建物からは少し離れた場所に設置するので、高く大きく作る事が可能で、より遠くより多くの人に告知をすることが可能で、ロードサイドの店舗には欠かせない看板ともいえます。
看板の種類.05スタンド看板
主に移動ができるタイプの看板で、立て看板や置き看板などとも言われます。種類としては夜間に光る電飾スタンド看板と光らない非電飾のタイプがあります。形も様々で両面タイプはA型看板・T型看板など、片面ではL型看板などが主流です。
この看板は、店頭の入り口付近に設置する事が多く、立ち止まった状態で見られる看板ですので、お客様の入店を左右する重要なポイントとなります。
お店の料金表・案内・店内イメージ画像などの細かい情報を入れ、メイン看板の補助的な看板としての使用をおすすめします。
看板の種類.06テント看板・オーニング
テント看板とは主に塩化ビニール素材を加工した看板で、特にカフェ等の飲食店に人気の看板です。
可動式のオーニング型や固定式の日除けテントなどバリエーションは豊富で、文字やロゴマークを専用シートで貼ることも可能です。お店の雰囲気や印象をガラッと変えたいときには非常に効果的な看板です。
看板の種類.07垂れ幕・横断幕
垂れ幕は主に短期間で使用されるケース多く、イベントなどに最適なサインです。素材はターポリンと言う塩ビ素材で長期用・短期用・風圧を軽減するメッシュタイプもあります。
取り付け方はロープで括ったり、端を筒状にしてパイプを通すなど様々です。現在では、直接インクジェットプリントが可能になり、フルカラー写真も綺麗に表現でるので グルメイベントやお祭の屋台などでも多く使用されています。
仕様用途としては建築現場の養生シートに大型広告として使用されることも多くあります。
看板の種類.08ネオンサイン
ネオンサインとは太さ12mm程度のガラス管に、ガスを入れ発光させるサインです。お店の輪郭を縁取ったり、文字の形に曲げたり、チャンネル文字の中へ入れたり使用方法は様々です。
昼間はあまり目立ちませんが、夜間はネオン管でしか表現できない明るさとオリジナル感があります。特にレトロ感やアメリカンな雰囲気を演出する場合に使用されます。
立体文字・切り文字看板について
立体文字・切り文字看板とは厚みのある立体的な文字看板で、ステンレスなどの金属を箱形にした「チャンネル文字」と、樹脂素材をアルミ複合板やアクリルや塩ビなどで挟み込んだ素材をカットした「カルプ文字」がございます。「チャンネル文字」は金属特有の質感に高級感があるのが魅力で、「樹脂製カルプタイプ」は立体文字のインパクトはそのままに、安価で扱いやすいのが特徴です。
看板にインパクトを持たせたい、よりお洒落にスタイリッシュに見せたいというお客様には立体文字・切り文字看板をぜひともお勧めいたします。
看板の照明について
看板は大きく分けて、照明のある物と無い物の2つに分けられます。
昼間は目立つ看板でも照明がなければ夜は見えませんので、是非看板には照明を設置することをお勧めします。
看板の照明は、外側から照らす「外照式」と内側に光源を設けて光らせる「内照式」が主流です。
光源の種類も蛍光灯・白熱灯・水銀灯・ハロゲンランプ・メタルハライドランプなど様々ですが、近年ではランニングコストからLEDが最も支持を受けています。特に高所の看板では電球交換に高所作業車の手配などで、費用がかかるので看板照明はLED化することをおすすめします。